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現行の３代目にあたるメルセデスベンツＣクラスの日本デビューは２００７年６月。もうすぐ２年になりますが、今では街で見かける機会も多くなりました。

今回からエレガンスとアバンギャルドでは、フロントグリルのデザインが別になっています。

遠めに見ると、Ｓクラスと間違えてしまいそうな雰囲気です。

アバンギャルドは、ＳＬのように大きなスリーポインテッドスターをグリル中央に配し、フロントのエアダムやサイドスカートが迫力を感じさせます。

リアはフロントに比べると、大人しいデザインになっています。

今回のコンセプトは「アジリティコントロール」といい、新開発のシャーシをはじめ、俊敏性と快適性を高次元で両立させる技術を随所に盛り込んでいます。

「コマンドシステム」というナビやオーディオビジュアル機能の操作を一元化し、７インチディスプレイに表示するシステムを装備、より運転に集中できる環境が構築されています。

インテリアはエレガンスがウォールナット、アバンギャルドがバードアイメープルを採用、フロントシートはパワーシートは標準、
大径のスピードメーターを中央に配置した３連メーターを採用しています。

安全面ではＥＳＰ、８エアバッグ、リアシート中央の席にも三点式シートベルトとヘッドレストを装備。

事故後の車外放出を防止するため、クルマ側が危険を予知するとスライディングルーフや全部のウインドウが自動的にで閉じる「プリセーフ」システムを採用しています。

坂道発進時に後退を防止するヒルスタートアシストも装備しています。

これは以前からメルセデスのクルマに採用されていますが、上り坂の渋滞時にはとても便利な機能です。

以上の数々の装備は、すべて標準でインストールされており、後からオプションで選ぶものが無いくらいの充実ぶりです。

現行のモデルバリエーションはコンプレッサー付き１.８の４気筒と２.５のＶ６でそれぞれ３バージョン、Ｖ８のＣ６３　ＡＭＧの７モデルです。

今回はベーシックモデルのＣ２００コンプレッサーの中古車相場価格を調べてみます。

税込み車両本体価格は４４０万円、程度にもよりますが、安いもので２００万円台後半から探せますが大半は３００万円台という状況です。

メルセデスはモデルサイクルが長いので、今購入してもしばらくはモデルチェンジしませんし、このクルマの完成度を考えるとお買い得といえる一台です。

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出典：Ｗｉｋｉｍｅｄｉａ Ｃｏｍｍｏｎｓ

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