フィアット500
フィアット500はイタリアのフィアットグループオートモービルズ社がフォード社と提携して作ったコンパクトカーで2008年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。
日本デビューは2008年3月です。
このクルマは3代目ですが、2代目はチンクェチェントという愛称でアニメのルパン三世が乗っているクルマとして有名ですよね。
500という数字のイタリア読みがチンクェチェントというそうです。
フィアット・パンダと同じプラットフォーム、エンジン、トランスミッション、リアサスペンションが使われている姉妹車です。
インテリア、エクステリアデザイン共にフィアット・スタイル・センターによるものです。
2眼の小さなヘッドライトに短いオーバーハングと丸いルーフが特徴的です。
スピードメーターとタコメーター、マルチファンクションディスプレイが一体となったメーターパネルはとてもユニークです。
とても小さく感じられますが、ちゃんと大人4人が座れる空間が確保され、リアシートは5:5の分割可倒式、ラゲッジスペースは4人乗車時で185リッター、リアシートを畳むと550リッターものスペースが出現します。
フロントエアバッグ、ウインドエアバッグなど合計7個のエアバッグを装備、アンチサブマリニングシート、ヒルホールドシステム、車両火災予防システム、ESP、MSR(エンジブレーキトルクコントロール)、パニックブレーキを検知すると自動的にハザードランプが点滅するESS(緊急制動表示機能)等のセーフティ機構を標準装備しており、ユーロNCAPで最高ランクとなる5つ星を獲得しています。
ガソリンエンジンのバリエーションは直4、1.2の8バルブ、直4、1.4の16バルブの2種類をラインナップしています。
今回はベーシックグレードの1.2POPの中古車相場価格を調べてみます。
新車価格は195万円、コンディションにもよりますが、安いものだと100万円台前半から探せそうです。
イタリア車全般に言えることですが、昔に比べるとずいぶんクオリティは上がってきていますが、電気系などの多少のトラブルは覚悟した方が良さそうです。
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出典:Wikimedia Commons
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